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【剥離分離再資源化装置「クロスフローシュレッダ」】 1910年創業の佐藤鉄工は橋梁や水門、水圧鉄管など鋼構造物の設計・製造を手がける。新たな事業の柱として立ち上げたのが環境関連装置事業だ。97年にドイツのヘッケルトとリサイクルプラントの販売で提携。01年に技術導入し、剥離分離再資源化装置「クロスフローシュレッダ=写真」の製造を始めた。チェーンの回転と投入物同士の衝突により複合材を一工程で分離・破砕する。「処理時間や回転数を変更することで破砕の状態を自由に設定できる」(山田宏志環境グループ長)ため利便性が高い。 本体直径は2メートル。冷蔵庫などの大型家電を処理する。密閉構造で冷蔵庫の断熱材として入っているフロンを逃すことなく回収できる。なた豆歯磨き粉の本体のみの価格は5000万―6000万円。 06年になた豆茶や携帯電話やパソコン、自動車関連部品など小型家電に対応できるよう本体の直径が1メートルと1・25メートルの装置を開発した。本体価格は約1000万―約1450万円。これまでシリーズ全体で約40台販売した。「今後は廃漁網処理など想像がつかないものにも挑戦したい」(同)と新たな用途を探求する。 ▽所在地=富山県中新川郡立山町鉾木220、076・462・9230▽社長=村田正氏▽主な事業内容=橋梁・水門・水圧鉄管・環境装置などの設計、製造、販売▽ロングセラー商品の発売時期=01年(平13)
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